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 40周年記念式典 挨拶

「空青し、山青し、海青し」古来より神々が舞い降りる地「熊野」。熊野の海や山や川の織り成す雄大な自然のもと、今から40年前、1969年4月14日に406番目のLOMとして(社)新宮青年会議所が明るい豊かな社会の創造を目指した若者たちの手によって創立されました。本年は、新宮青年会議所が誕生してから、40周年という大きな節目を迎えるにあたり、創立より脈々と受け継がれてきた高い志と伝統を築いてきた先輩諸兄に敬意を表すと共に、地域の皆様より、青年会議所活動に深いご理解と温かいご支援があったからこそこの長い年月を歩んでこられたものと、改めて心より感謝申し上げます。
40周年を迎える本年、「温故知新」のスローガンのもと、先輩たちが直面した苦境と乗り越えてきたすべを知り、私たちがこれから考える地域(まち)づくり、人づくりの活動指針を提示する機会であることを強く認識し、行動に移したいと思います。この地域(まち)で育ち、この地域(まち)で暮らすひとりとして、変えてはならないもの、変えなければならないものを確かな眼でしっかりと見定め、次代にこの貴重な財産、文化、伝統を引き継いでいく義務があると思います。
また、私たちが、縁があって日々暮らしている地域(まち)も、人のつながりで成り立っているのです。しかし近年、人々の多くは、物質的な豊かさと引き換えに人と人、人と地域(まち)の関係が希薄となり、日本古来より伝わる規律、礼儀、利他の精神、謙譲の美など、人として本来持っていたはずのOMOIYARIの心が失われつつあります。その心は日本人が皆持っている心です。今はそれを忘れてしまっているだけだと思うのです。OMOIYARIの心を思い出させるためにも私たちが率先して行動しなければならないと考えます。
昨年度、私たちに大きな自信と感動を与えてくれた近畿地区会員大会新宮大会の経験を活かし、今後も青年会議所活動に邁進していく所存でございます。
どうか40周年の意義をご理解していただき、今後とも私たち新宮青年会議所に温かいご指導とご協力をお願い申し上げます。

                                       第40代理事長 松原 重充